こんにちは、内山です。
お見舞いに花を持っていくとき、せっかくなら元気がでる花言葉の花にしようって思ったことはありませんか。
相手の方にたとえ分かってもらえなかったとしても、自分の気持ちはちゃんと相手のことを考えて花を選んだよ、って納得したいですよね。
そういった花言葉考えたり準備しておくだけでも、普通のお見舞いの花とはちょっと違う、より“気持ちがこもった特別なお見舞いの花”となるのではないでしょうか。
今回はお見舞い上級者が選ぶ、お見舞いの花にぴったりな想いを伝える花言葉を持つ花たちを紹介していきますね。
これで、今までとは一味違う「特別なお見舞いの花」の参考になれば嬉しいです。
それでは紹介していきますね。
お見舞いの花のマナーについてはこちら「お見舞いの花であなたを失敗させない7つのマナー!」でも紹介しています。
◆◇◆こちらも要チェック!◆◇◆
「希望」
ガーベラ
ガーベラの花言葉は「希望」や「前進」。
花の形も可愛いく、年間を通して花屋でも人気が上位の花です。
細かく分けると色別でそれぞれ花言葉はありますが、ガーベラ全般の花言葉が「希望」や「前進」です。
明るく可愛い色が多いのがガーベラの特徴です。
色に迷ったら、男性には黄色、女性にはピンクやオレンジを選んでおくと問題ないでしょう。
ガーベラの花言葉についてはこちら「気持ちを上げるガーベラの花言葉!これ、ポジティブ過ぎませんか!?」でも詳しく紹介しています。
良かったらご覧くださいね。
レンギョウ
レンギョウにも「希望」という花言葉があります。
「春はレンギョウの花で始まる」という西洋のことわざもあるとおり、1月後半からだんだん花屋の店舗にも並び始めます。
黄色い花を枝いっぱいに咲かせる姿を見ると、思わず「おおー、明るい!」と元気づけてもらえます。
お見舞いにはぴったりなレンギョウですが、なんせ枝ものです。
お見舞いに病院に持って行く時に枝でいろいろ引っかけないように長さに気をつけましょう。
「健康」
黄色のマリーゴールドの花言葉は「健康」。
聖母マリアの祭日が海外では年10日ほどありますが、どの祭日にも開花期が長いマリーゴールドが年中咲いていることから、「聖母マリアの黄金の花」(マリーゴールド)と呼ばれるようになったそうです。
この話を知って、僕はマリーゴールドの見方が変わりました!
そんな言われがあっただなんてびっくりです!
花のストーリーを知ると、その花に愛着が湧いちゃいますよね。
「元気な女性」
ピンクのアジサイの花言葉は「元気な女性」。
男性のお見舞いにはちょっと控えた方がいいかもしれませんね。
ちなみに青色のアジサイの花言葉は「冷淡」「無常」「高慢」など、ちょっと冷たい意味合いなので、当店ではあまりお勧めしていません(笑)
女性へのお見舞いの時だけ、ピンクアジサイを使いましょうね。
「幸福」
カスミソウ
カスミソウにの花言葉は「幸福」。
他の花とカスミソウを合わせても可愛いですし、カスミソウだけの花束にして飾るのもオシャレですね。
花束にしてお見舞いに持って行く時は花瓶の有るなしに気をつけてくださいね。
あと、カスミソウは少し香りもあるので、気になる方には控えた方がいいでしょう。
胡蝶蘭
胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」。
なんて良い言葉なんでしょうか。
個人的に僕は胡蝶蘭が大好きなので、思わず胡蝶蘭をイメージして「幸福よ、こっちこい、こっちこい」ってしちゃいました。
胡蝶蘭自体、高級感があるイメージなので、お見舞いに胡蝶蘭が入ったアレンジを持っていこうものなら「おっ、この人やるな!」って思ってもらえるかもしれませんね。
でも鉢物の胡蝶蘭はやめておきましょうね。
切り花になっている胡蝶蘭がおすすめです。
鉢物はなぜ控えた方がいいのか。
花のマナーについてはこちら「お見舞いの花であなたを失敗させない7つのマナー!」に詳しく書いてあります。
どうぞご覧くださいね。
「友情」「献身」
黄色のバラには「友情」「献身」という花言葉があります。
何より「黄色」という色が元気づけてくれそうですよね。
男性へのフラワーギフトとしても人気の色ですから、明るく元気づけたい男性への花としておすすめです。
ただし、他にも「ジェラシー」や「薄らぐ愛」という後ろ向きな意味の花言葉もあり、女性へのお見舞いや誕生日などのプレゼントにはやめておきましょうね(笑)
バラの花言葉についてはこちら「今まで気にしてなかったの!?気持ちを伝えるバラの花言葉9選はこれ!!」もご覧くださいね。
「平和」「やすらぎ」
オリーブには「平和」「やすらぎ」という花言葉があります。
なんと旧約聖書にある「ノアの箱舟」の中で、大洪水のあと、ノアが地上の様子を確認するために放った鳩が、オリーブの若葉をくわえて戻ったことで、ノアは地上の平和を実感したそうです。
このことから平和の象徴として、オリーブの花言葉が「平和」になりました。
オリーブは切花で出回ることが少ないですが、アレンジに入れると、シルバーリーフがオシャレ感を引き立たせるはずですよ。
「いつも元気なあなた」
ディモルフォセカには「いつも元気なあなた」「ほのかな喜び」「明るい希望」という花言葉があります。
とっても前向きな言葉ばかりで、「元気になって欲しい!」という気持ちが伝わりそうですよね。
ただ、ディモルフォセカは鉢花、つまり「根つき」で入荷することは多いですが、アレンジや花束用の切り花として店頭に並ぶことはとても少ない花材なんです。
根つきはちょっとお見舞いのマナーとしてどうなの?って思いますよね。
「根つき」のことや、お見舞いの花のマナーについてはこちら「お見舞いの花であなたを失敗させない7つのマナー!」で紹介していますよ。
それに市場でも、それほど流通していないような気が・・・・。
園芸店でディモルフォセカを買って、それを切って・・・・それ、かなり面倒くさいですよね。
花言葉を紹介しましたが、アレンジとして手に入れるには手間がかかりそうな花材かもしれません。
「幸せが再び訪れる」
スズランには「幸せが再び訪れる」という花言葉があります。
花の形が鈴に見えることからついた和名「鈴蘭」。
とても上品な感じがするのはぼくだけでしょうか。
他にも「純潔」という花言葉があり、ウエディングブーケの花材としても使われることも多いですね。
少しブーケにいれるだけで、小輪で純白な花が鈴のように揺れて動きを出してくれるので、清楚ながらエネルギッシュな感じに仕上がります。
「夢が叶う」
青いバラ(ブルーローズ)の花言葉は「夢が叶う」。
以前のブルーローズの花言葉はなんと「不可能」でした。
自然界のバラには青の色素がなく、どう交配しても青いバラを作るのは無理だろうと言われていたからです。
それが遺伝子の組み換えで青いバラを誕生させることによって、その花言葉も「夢が叶う」という風に変わりました。
それぐらい、花の研究者たちにとってブルーローズを作ることは念願だったからです。
もし、あなたが、お見舞いにブルーローズを入れたアレンジを持って行くのなら、相手の回復を強く望んでいる事がちゃんと相手に伝わるかもしれませんね。
バラの花言葉についてはこちら「今まで気にしてなかったの!?気持ちを伝えるバラの花言葉9選はこれ!!」もご覧くださいね。
「困難に打ち克つ」「勝利」
ナスタチュームには「困難に打ち克つ」「勝利」という花言葉があります。
とても力強くてお見舞いの花としてぴったり。
またナスタチュームは、食用にもできる「エディブルフラワー」としても知られいます。
サラダにして食べたことありますが、ちょっとごま油のような香りでピリッとした味でした。
ただ、ナスタチュームもアレンジとして使える花材としてはあまり流通していません。
お見舞い用の花としてではなく、サラダの差し入れとして持って行くのはいかがでしょうか?
まとめ
今回の内容をまとめると
[su_box title=”【花屋おすすめ】お見舞い上級者が選ぶ花言葉を紹介!” box_color=”#091db9″]
- 「希望」- ガーベラ、レンギョウ
- 「健康」- 黄色のマリーゴールド
- 「元気な女性」- ピンクのアジサイ
- 「幸福」- カスミソウ、胡蝶蘭
- 「友情」「献身」- 黄色のバラ
- 「平和」「やすらぎ」- オリーブ
- 「いつも元気なあなた」- ディモルフォセカ
- 「幸せが再び訪れる」- スズラン
- 「夢が叶う」- 青いバラ(ブルーローズ)
- 「困難に打ち克つ」「克服」- ナスタチューム
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です。
花言葉はいろいろありますが、お見舞いの時には明るく前向きな花言葉の花を選びたいですよね。
例えば今回紹介した花でしたら、「ガーベラ」や「カスミソウ」なら、花屋にいつも並んでいる花材ですし、男性女性問わず知っている人も多いはず。
花言葉も「希望(ガーベラ)」と「幸福(カスミソウ)」ですから、これ以上ない組み合わせの花言葉になってますよね。
より深い気持ちを込めて選ぶお見舞いの花なら、「ガーベラとカスミソウ」で決まり!ですね。
また、今回はお見舞い用なので、鉢花や花苗をなるべく避けて紹介しました。
鉢花は「根」っこがあることから「寝(根)つく」と言われていますから避けた方が無難です。
他にも、お見舞いの花のマナーについてはこちら「お見舞いの花であなたを失敗させない7つのマナー!」でも紹介しています。
◆◇◆こちらも要チェック!◆◇◆
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