ごきげんよう、いずこです。
オンライン会議やオンライン飲み会などオンライン○○がすっかり定着した感じのこの頃。
在宅の時間が増えましたよね~。
おうちにいる時間がたっぷりあると・・・お部屋の様子が気になりますよね~。
断捨離して・・・模様替えして・・・。
すっきりしたお部屋にお花を飾って気分転換!
・・・素敵です~。
せっかく飾るなら、できるだけ一緒に過ごしたいですよね~。
でもでも・・・今はお花にとってはキビシイ暑~い夏!
花屋泣かせの季節です~。
ということで、今回は暑~い夏でも、長く楽しめるお花たちをご紹介いたします!
暑~い夏の花選びの参考にしてくださいね。
長持ちするお花については「長持ちする花を選ぼう!花屋おすすめ5種」もよかったらご覧くださいね!
アンスリューム
まずご紹介するのは・・・、『アンスリューム』です。
南国らしさNO.1といっても過言ではないお花!
名前を聞いて「・・・?」でも、見たら「あ~このお花ね!」という方も多いのではないでしょうか。
水下がりの心配もなく、茎が傷みにくいので水も汚れにくい!・・・ということは、とても長く楽しめるのです~。
まさに、暑~い夏の味方ですね!
実は、ワタクシも自宅によく飾ります~。
先日は忙しくて(言い訳⁈)、1週間水替えを忘れて放置してしまいました(汗)。
ですが、そんなコトはなかったかのようにイキイキ元気!でした~。
ヨカッタ~。
花屋だというのにお恥ずかしいです~。
皆様は真似しないでくださいね!
水替えするともっとイキイキ長持ちしますから!
生ける時に気を付ける点は茎を斜めにカットしてあげる!くらいでしょうか・・・。
とても気楽に飾れますよ!
南国らしい花なので、夏限定⁉と思われるかもしれませんが、うれしいコトに1年を通じて出回っているのです!
アンスリュームの切り花は台湾やハワイなどからの輸入品がほとんどで、いつでも安定して市場に流通しています~。
意外にも、花屋の定番フラワーなのです~。
ちなみに国産のアンスリュームもありますよ。
輸入品ももちろん高品質です~。
が・・・、国産のアンスリュームはごく限られた生産者さんから出荷されていて、姿や形、質感などがとても美しい(麗しい)絶品のアンスリュームです~。
和名は大紅団扇(オオベニウチワ)、英名はTail flowerまたはFlamingo flowerと言います。
「うちわ」とか「しっぽ」とか「フラミンゴ」とか、上手く名付けてありますね~。
じつは、うちわのような部分は花ではなく「仏炎苞(ブツエンホウ)」と呼ばれる部分で、中心の棒状の部分「肉穂花序(ニクスイカジョ)」に細かい花がついています~。
そうそう・・・、仏炎苞(ブツエンホウ)の部分に霧吹きして保湿してあげると長持ちしますよ!
カラーバリエーションが豊富で市場で見るとどれもこれも欲しくなっちゃいます~。
赤以外にもたくさん品種がありますので、涼し気に生けることもできますよ!
白・クリーム系、ピンク系、紫系、珍しいブラウン系、2~3色がグラデーションになっているものや真っ黒に近いものも!
中でも、ワタクシが大好きなのはグリーン系。
上品にも!華やかにも!シックにも!
どんな雰囲気でも、おしゃれになりますよ!
サイズもいろいろ!
飾りやすい中輪から小輪タイプが多いですが、顔より大きいもの(通称、オバケアンス‼)や、すっとした花形がおしゃれなチューリップタイプなど。
本当にバラエティー豊かです~。
アンスリュームの花言葉は、『情熱』『強い印象』『炎のような輝き』 などなど・・・。
真っ赤で特徴的な形からついた花言葉ですね~。
色別の花言葉もあるのです!
赤のアンスリューム→『情熱』『印象深い』。
白のアンスリューム→『熱心』。
ピンクのアンスリューム→『飾らない美しさ』。
グリーンのアンスリューム→『無垢な心』。
前向きな花言葉がズラリ!
お部屋に飾ると運気アップしそうで、うれしいですね~。
長持ちしてバリエーション豊富なアンスリューム!
お部屋に飾ってみてくださいね!
モカラ
お次は、こちらも南国風で鮮やかな色が人気のラン、『モカラ』です。
モカラは、バンダ属・アラニクス属・アスコセントラム属の3種のランの良いところを掛け合わせて人工的に育種されたランなのです~。
タイやマレーシアからの輸入品が主で、1年を通じて流通しています。
「モカラ」といえば、上の画像の紫系ピンクが代表的な色ですが、黄色やオレンジ、赤、紫などもあります。
南国リゾートを彷彿させるビビッドなカラーバリエーションです~。
南国のお花だけに暑さに強くて、とても長く楽しめます~。
茎を斜めにカットして、新鮮なお水に生ける!
注意点はこれくらいです~。
そうそう・・・、モカラは花より先に茎が傷んでくることが多いです~。
茎の色が黒ずんできたら花だけ切り取って「水に浮かべて楽しむ!」というのもおすすめ!
そして、花弁(花びら)が厚くて萎れにくいので、少々お水がなくても大丈夫!
なので、ハワイアンのレイやヘッド飾りにも人気です~。
花言葉は『優美』『気品』『優雅』など・・・。
すてきな花言葉ばかりでうっとりです~。
1本に数輪お花がついているので、1本飾るだけでパッとお部屋が華やかになるのがうれしいモカラ!
数本まとめてラフに生けるのも素敵です~。
ぜひ、お試しあれ!
クルクマ
もうひとつ、南国風のお花をご紹介しますね!
先にご紹介したアンスリュームとモカラは1年を通じて流通するトロピカルフラワーですが、『クルクマ』は夏限定のトロピカルフラワー!
出回るのは6~9月頃。種類や量が豊富に流通するのは7・8月頃です~。
クルクマは、暑い夏でも長く楽しめるおすすめの花!
花に見える部分は「苞(ホウ)」で、本当の花は奥に隠れています~。
シャキッとした瑞々しい茎をよく切れるナイフなどで斜めにカットしましょうね。
1日1回、花(苞)に霧吹きして保湿してあげると長持ちしますよ!
そうそう・・、クルクマと言えば定番のピンク系品種「シャローム」(上の画像)は、蓮の花に見立てられ、お盆の頃によく使われます~。
シャロームは比較的大輪ですが、最近は小輪のミニタイプが色も豊富で人気!
ちなみにミニタイプを生み出しているのは、タイ在住の日本人育種家だそう‼
カラーバリエーションはピンク・白・グリーンなどなど・・・。
ミニタイプの白やグリーンはアレンジやブーケに入れると一気にトロピカルな雰囲気になって夏のウェディングで大人気です~。
神秘的な美しい姿から、『あなたの姿に酔いしれる』という花言葉がついたそう!
夏限定のクルクマ!
まっすぐな美しい姿を活かして、シンプルにガラスの花びんに生けると素敵なインテリアになりますよ!
ネイティブフラワー
さてさて・・・、続いてご紹介するのは、『ネイティブフラワー』と呼ばれるお花たち!
オーストラリアやニュージーランド、南アフリカなど南半球に自生しているお花たちで、別名「ワイルドフラワー」とも呼ばれております~。
手触りが硬めで乾燥に強くて少々の衝撃では折れたりしない丈夫なお花は、水下がりの心配がなくてとっても長く楽しめます~。
切り花は花のみずみずしさが無くなって、萎れて枯れていきますよね。
でもネイティブフラワーと呼ばれるこの子(花)たちは、たとえ枯れてしまっても見た目があまり変わらない!のです~。
ということは・・・、そうです!
ドライフラワーにぴったりなのです~。
昨今のドライフラワー人気でインスタグラムなどでもよく目にします~。
代表的なネイティブフラワーをご紹介しますね
プロテア
南アフリカ原産で、白やピンクがあります。ギリシャ神話に登場する神様プロテウスが名前の由来。力強く荘厳な姿はネイティブフラワーの王様!
リューカデンドロン
南アフリカ原産で花だけでなく葉まで独特で人気!赤やグリーン、黄色のものなど色々な品種があります。花に見える上部の色づいた部分は葉が変化した「苞葉(ほうよう)」。花はその中にあります。
ピンクッション
針山のような姿が可愛らしい、ピンクッション。その名の通り、クッションにピン(針)がたくさん刺さっているような見た目のお花。
その他には『バンクシア』『セルリア』『カンガルーポウ』『ワックスフラワー』などなど、どの子(花)も個性あふれています~。
インパクト抜群の姿は、1本飾るだけでお部屋の雰囲気がガラリと変わります~。
大きな葉っぱや枝ものと合わせると・・・、これまた格好いいのです~。
フレッシュな時にスワッグにして、そのままドライになる過程を楽しむのもオススメ!
「フレッシュでもよし!」「ドライでもよし!」で、個性的な姿で大人気!
ネイティブフラワー、イチオシです!
かすみ草
ここまでご紹介してきたのは、個性的でインパクト抜群のお花たち。
でもでも、可愛くて可憐なお花を飾りたい気分の時もありますよね~。
夏の暑さに負けず、長く楽しめる可憐なお花!
そう・・・、かすみ草です!
フワフワと舞い飛ぶような小さな白いお花!
・・・素敵です~。
癒されます~。
楚々とした白い小さな花をたくさんつけている様子が春霞を思わせることから「霞(かすみ)草」。
風情がありますね!
英語では、「baby’s breath(ベイビーズブレス)」と呼ばれます。
赤ちゃんの吐息・・・素敵です~。
ベイビーは「愛しい人」という意味もあって、海外でもロマンティックなイメージを抱かせる花のようですね!
ちなみに学名は「Gypsophila(ギプソフィラ)」で、ギリシャ語の「gypsos(石膏)」と「philein(好む)」が語源。
石灰質の土壌を好んで育つことが由来だそう。
どんなお花にも寄り添うので、サブのお花として使うことが多いかすみ草・・・。
ですが・・・、シンプルにかすみ草だけ!を楽しむのがワタクシのおすすめです~。
ふんわり大ぶりに生けてロマンティックに!
一輪挿しにひと枝そっと生けて、楚々とした雰囲気に!
短く切って小さな花びんやコップなど(暑い時期なら涼し気なガラス製がおすすめ)に生けていくつか並べるのもカジュアルで可愛いです~。
そうそう、切り花を選ぶとき、長く楽しみたいから「つぼみが多いもの」とか「つぼみが固いもの」を選びますよね~。
かすみ草に関してはNGです!
じつはかすみ草は固~いつぼみが咲きにくいのです~。
(白い花びらが覗いていてふっくらしたつぼみは咲きますよ!)
かすみ草は「白い花がしっかり咲いていて、つぼみは白い花びらが見えてふっくらしたもの」がおすすめ!
そうそう・・、切り花鮮度保持剤を使うとつぼみが開花しやすいです~。
長く楽しめるかすみ草。
生けているうちに最初に咲いた花が茶色く変色してちりちりに・・・。
こんな経験ありませんか?
ワタクシは・・アリマス・・・。
変色した花をカットするだけで、さらに長持ちしますよ!
お花が小さいので面倒な作業です~。
「花の部分だけカット」でも「茎の付け根でカット」でもどちらでもOK!
おおらか(大雑把⁈)で大丈夫ですよ!
長く楽しめるからこそ、日々のメンテナンスが大切なのです~。
お試しくださいね!
ちなみにかすみ草は花言葉も素敵なものばかり!
いくつかある花言葉の中でもっともよく知られているのは『清らかな心』『純潔』。
何色にも染まらない真っ白な花から生まれた言葉・・・。
どちらもウェディングにぴったりの花言葉ですね!
前述の「baby’s breath(ベイビーズブレス)」から『無邪気』『幸福』。
以上は西洋由来の花言葉です~。
日本でつけられた花言葉は『感謝』。
バラなどと合わせて花束に欠かせない存在⇒花束といっしょにお礼の気持ちを贈る⇒『感謝』というわけです~。
やさしくふんわりした雰囲気のかすみ草。
おうちに飾って癒されましょう!
まとめ
今回は夏の暑さに負けない長持ちするお花イロイロをご紹介しました!
そうそう・・、長持ちするお花については「長持ちする花を選ぼう!花屋おすすめ5種」もご覧くださいね!
暑~い夏はお花にとってはキビシイ季節です~。
でもでも・・・、お部屋に少しでもお花があると、なんだか気分がアップしますよね~。
少しでも長く楽しめるお花選びの参考にしてくださいね!
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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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