フラワーアレンジを作ろう!超簡単!花の生け方3ステップ。

花007 フラワーギフト

店長の内山です。

もうすぐ12月です。

 

 

日中は心地良い陽気ですが、朝晩は寒いよー、もう暖房つけちゃおうかなーって日が続いてます。

 

 

今年はどんな冬になるでしょうね。

あまり寒くならないといいなぁ。。。

 

 

さて今日は花屋の店長らしく「花の生け方」について書いてみようと

思います。

 

 

「花」自体は一輪一輪、野に咲いているものから切り花として店頭に並んでいるものまでどれも綺麗で美しい!

これは違いありません。

 

 

アレンジや花束を作る身としても、花自身が持つ美しさ、可愛さ、可憐さに

助けられている事がとても多いです。(いや、毎回か・・・・・)

 

 

そんな美しい花達ですが、花にしても葉物にしても、それ自身美しい者同士を合わせているの

だからどう考えても綺麗に可愛くなるはず!!

 

 

・・・なのですが、そうならない場合が「たまに」あります。

花の組み合わせだったり、そもそもの「技術不足」だったりと。

 

 

技術不足はどうしようもありません。練習して上手くなるしかありませんよね(笑)。

 

 

それとは別に、今回は花自身の魅力を引き出す簡単な花合わせの方法を書いていきますね。

 

 

ご自身でお花を生けている方や、生けようとしている方の参考になればいいなと思います。

 

 

本当にちょっとした事に気を付けるだけで簡単に無理になく花の魅力を引き出すことが出来ますよ。

 

それでは超簡単!花の生け方3ステップ【アレンジ編】いきますね。

 

 

 一番目立たせたい花を決めよう!

 

フラワー01

 

 一番メインとなる花を決める。

 

先ず、とにかく今回は何の花をメインに生けるのか(生けたいのか)を決めましょう。

 

 

好きな花や生けたい花材があると思いますが、何でもいろいろ入れ過ぎるとごちゃごちゃとまとまりに欠けるアレンジになる事が多いです。

 

 

なので、季節や飾る場所、花器に合わせて好みや適した花があると思います。

 

 

バラなのか、ユリなのか、ヒマワリなのか、あるいは葉物なのか。

 

 

その中で必ず自分が「この花だけはしっかりと生けたい、魅せたい!」

という花を一つ選んでください。

 

 

「この子(花)が一番目立ってくれたら私は幸せ!!」という花です。

さて、決まりましたか?

 

 

メインの花をより引き立てる花のチョイス。

 

メイン花材が決まったら、続いて合わせていく他の花を選んでいきます。

 

 

一番気をつけたい事は、「メインのお花よりも目立つ花はなるべく合わせない!」事です。

 

 

だって、一番目立たせたい花よりも目立つ花があると、メインの花が「あれ?今回私がセンターじゃなかったの!?」って戸惑う事になりますからね。

 

 

主役を引き立てる名脇役を選びましょう!

 

 

花の量やバランスを整えよう!

 

次に大体3~5種類ぐらいの花を合わせていきます。

 

 

2番目の花、3番目の花、添えの花、葉物/グリーンでお好みの花を集めてみましょう。

 

 

比率は、

  • メインの花:3~5割
  • 2番目の花:2割 
  • 3番目の花1割
  • 添えの花:1割
  • 葉物/グリーン:1割

ぐらいな感じでしょうか。

 

 

ただし、花の質感やボリュームで比率は変わります。これでないといけないわけではありません。

 

 

ですが、メイン花材を一番目立たせたいならやっぱり一番量も多く入れてあげましょう。

 

 

いろいろな組み合わせがありますが、基本的に好きな花材を集めましょう。

 

 

好みの花材じゃないとやる気でないですよね。

 

 

出来れば2番目、3番目・・・、添えの花、葉物はメインの花と顔の形や大きさなど形状が異なるものを選んでいくとまとまり易いかと思います。

 

 

あえて同じ形の花、例えば丸顔のものばかり集めて生ける場合もありますが、今回は基本に忠実にということで・・・・。

 

 

例えば

  • メイン花材 - バラ
  • 2番目 - アルスとロメリア
  • 3番目 - ガーベラ
  • 添え花 - カスミソソウ
  • グリーン - ドラセナ、レモンリーフ 

  • メイン花材 - ヒマワリなら
  • 2番目 - トルコキキョウ  
  • 3番目 - カーネーション
  • グリーン - ドラセナ類、ロべ

といった具合です。

 

 

組み合わせは大体よくある花材ですが、基本的には2番花以下はメイン花材よりも「主張度」が高くない花を選んでいます。

 

 

葉物/グリーンは抑えに使うもの、動きを出すものなどいろいろありますが、今回は添えと抑えに使えるものをチョイスしてみました。

 

 

グリーンはメイン花~2番花より目立たないものにして、主観的でかまわないので花と合わせて全体が「締まるもの」を合わせてみましょう。

 

 

グリーンの使い方もいろいろありますが、それはまた次回。

 

 

2.  器を決めよう!

花002

 

 

これは簡単。

生けたい花に合わせて、飾りたい場所に合わせて生ける花器を選びましょう。

そんなに構える必要ありません。

 

 

簡単に生けたいならお家にあるガラスのコップや食器だって立派な器になりますよ。

 

 

ご予算が限られていて(高くない方で)出来るだけお花を多く花瓶付きで飾りたいとのご注文の時には、僕でも100均に探しに行きますからね。

 

 

生けるのに使えそうな食器や器がけっこうあります。

見栄えが良くて水が洩らなければ全く問題なしです。

 

 

なるべくお金をかけずにいきましょう。

 

 

ちなみに花器にもいろいろな種類があります。

材質なら

  • 土器
  • 陶器
  • セラミック
  • ステンレス
  • ガラス

など。

 

 

形状なら

  • 丸型
  • 長方形
  • 円形
  • 円柱形
  • 水盤型
  • ボール型
  • キャラクター物

など。

 

 

結局、材質と形状の掛け算になるので、本当に多種多様の花器が存在します。

 

 

普段使いの花器と特別な場所に生けるものと使い分けるのもありです。

お値段は・・・ピンキリですから使い勝手の良さそうなものにしましょう。

 

 

メインのお花や飾る場所からイメージしても良いですし、慣れてくれば花器から選んで花材を選んでみても良いですね。

 

[su_list icon_color=”#9d00f6″]

  • 「花に合わせて花器を選ぶ」
  • 「花器に合わせて花を選ぶ」

[/su_list]

 

 

うん、どちらもプロっぽい。

 

 

3. さあ生けてみよう!

花003

 

アウトラインを決める。

 

花も決まって器も決まった。

じゃあ今度はどう生けていこうかな、とアウトライン(形)を考えてみましょう。

 

 

形を取っていく挿し方

  • ラウンド(丸型)
  • トライアンギュラー(三角形)
  • ファン(扇形)
  • フリースタイル - 自由に生けていくスタイル。思うがままに生ける。自由花。バランスが大事になります。

があります。

 

 

メイン花材が一番目立つ形(挿し方)を考えましょう!

 

 

大きい花 → 小さい花の順番で挿してみよう!

 

お花を挿していく時に顔(主張度)の大きい花茎の太いものから先に挿していくとまとまり易いです。

 

先に小さい花や細かい花を入れてしますと、後から大きな花や茎が太い花は挿しにくかったり、小さい花が隠れたり傷づけたりしてしまいます。

 

 

何一つ良い事はありません。

顔の大きい順番から挿して行きましょう!

 

 

メインの花が「一番目立つように」アレンジしよう!

 

当たり前ですが、基本的に「一番メインの花」「目立つ形」が一番良いですね。

 

例えば、バラをメイン花材にするなら、

  • 一番高く挿してみる。
  • 目線の集まりやすい中心部分にバラを多く挿してみる。
  • 全体の一部分にバラを固めて主張させてみる。
  • 全体的に均等にバラを挿してみる。
  • バラの他は添えの花とグリーンだけにする。

などいろいろ出来ます。

 

 

  まとめ

いかがでしょうか。

ざっくりですがこんな感じで僕たち花のプロは生けています。

 

 

多少順番の違いはあるかもしれませんが、大枠のポイントはこの流れだと思います。

 

 

皆さんの参考になれば幸いです。

 

[su_box title=”【3ステップとか言いながら、気を付けるポイントあれこれ】” box_color=”#091db9″]

  • 「どの花」を目立たせたいのか?生けたいのか?をしっかり決める。
  • 一番の花より目立つ花は入れちゃダメ!
  • 一番の花以外は添えの花。量のバランスも考えて。
  • 器は一番メインの花が「生け易い」花器を選びましょう!
  • どんな形で生けるの?
  • 挿していく順番は大きな花からにしよう!
  • やっぱり一番メインの花を良く魅せたい!

[/su_box]

 

 

花材の取り合わせや葉物/グリーンの使い方は、また次の機会に書きますね。

楽しみにしててくださいね。

 

 

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