こんにちは、最近5歳の娘がパパの似顔絵を描いてくれなくなり、かなりへこんでいる内山です。
ママの似顔絵はたくさん書いているのに・・・・(涙)
涙で前が見えませんが、梅雨のじめじめして花が持たない時期にも、あなただけには長く花を楽しんで欲しいと願っています。
そんな花屋の親父が「花屋がすすめる梅雨に長持ちする花材」を紹介していきますね。
この花なら大丈夫!
シクシクシク・・・・。
アジサイ/紫陽花
梅雨の花の代表といえば、間違いなくアジサイではないでしょうか。
鉢花で入荷してくるものもそうですが、水をすごく欲しがります。
水やりを忘れると、すぐにシュンと花首が垂れてきます。
これは切り花のアジサイも一緒です。
でも花が長く持たないわけではありません。
切り花ならば、茎を切って茎の間にある「綿」みたいな繊維を取り除いてやると水を吸いあげる力が上がります。
つまり水がしっかりと揚がって長く楽しめるようになります。
水換えするたびに茎の切り戻しと、綿みたいな繊維を取り除く。
これをすることで1週間以上は楽しめるはずですよ。
ぜひ試してくださいね。
カラー
始めてカラーを見たとき「うわ、なんじゃこの花は!花が巻いてるでー!」と訳の分からないことを言ったのを覚えています(笑)
若気のいたり・・・・。
カラーはその花の個性の強さから、アレンジや花束に入れるととてもおしゃれに見えるます。
ウエディングブーケにもよく使われますよね。
一方で個性的過ぎて、他の花を引き立たせるのは苦手。
というか、どうしてもカラーが「私を見て!」状態になってしまいます。
バラでもユリでも、大輪のカラーの前では主役を譲ってしまうんですね。
おすすめは、カラーならカラーだけでまとめて花瓶に飾ってみる。
あるいはカラー+グリーンですっきり生ける。
これならカラーものびのび主張できますから(笑)
水につかっている部分が溶けやすいので、まめに切り戻しして切り口を新しくしてあげると長持ちしますよ。
後は花の厚さがしっかりとしているものを選んでくださいね。
やはり個体として力強い方が長持ちしますからね。
アガパンサス
梅雨から初夏にかけてうすいラベンダー色の花で清涼感たっぷりの雰囲気をだしてくれるアガパンサス。
小さな花がラッパ状に花が咲き、ひょろろ~っと茎も細めなのでアレンジや花束に動きを出すこともできます。
花が小輪なので水持ち悪いかな?と思いきや、最初にしっかりと水揚げしてあげると1週間以上は持つことが多いですよ。
空気が流れて涼しい場所がおすすめですね。
お庭に咲いているのを切って飾るのも楽しそう!
とにかくアガパンサスを玄関先に生けておくだけで、見た目の清涼感が変わります。
ぜひお試しくださいね。
クレマチス
春から夏に向けて出回るクレマチスも、梅雨の時期でも長持ちする花材の一つ。
ツル性なのでいろいろ場所や花瓶、高さに生けることができます。
ウエディングブーケに使うと、和装にも合うおしゃれなブーケになりますよ。
クレマチスは園芸品種でも人気があり、日本の「風車(カザグルマ)」、中国の「テッセン」、他にもヨーロッパにも広がっている物を合わせると、実に300種類以上もあるそうです。
ほえ~、すごいですね。
確かに「趣味の園芸」とか、一年に一回は「クレマチス特集」やってますよね・・・・。
切り花では紫や白、エンジ、白など10種類ぐらいがよく見る品種です。
珍しい色や品種に出会えたら、「即買い」がおすすめです(笑)
デルフィニューム
花の中では珍しい「青系」の色を持つデルフィニューム。
ジャイアント系の1mを超えるものや、スプレータイプで枝分かれしているものなど多品種あります。
ジャイアント系ならスタンド花など大きな生け込みに入れるとめちゃくちゃ目立ちますし、スプレータイプなら小分けに分けられるのでアレンジにたくさん入れてボリューム出すのにぴったりです。
特にスプレータイプの茎はふわふわと動きがあるので、柔らかい雰囲気を出したいときなどはおすすめですよ。
色もブルーの他にピンクや白、ラベンダーなど多くあり、男性用女性用、御祝やお供えなど用途に合わせて色を選べるので花屋としてはとても重宝します。
でも一番目立つのは断然「青」!
涼しい場所でお水たっぷりの花器に生けてあげると長持ちします。
ガラスの花器にブルーのデルフィニューム。
とても涼しげで清涼感がありますよ。
夏場にもおすすめです。
アルケミラモリス
花なの?グリーンの葉物なの?と迷ってしまいそうですが、可愛いグリーンの小花が咲く花ものです。
小花ながら他にはない雰囲気なので、アクセントに少しいれるとオシャレ感がぐっと上がりますよ。
英名は「レディースマントル」。
カッコいい名前ですよね。
アルケミラモリスの葉の形が聖母マリア様のマントに似ているからとか、中世の錬金術(アルケミー)に使われたから、など名前の由来は所説あり。
花の名前の由来って調べてみると宗教や神話からきているものが多く、じっくり調べてみると面白いかも!
また調べてまとめてみますね。
お楽しみに!
シャクヤク/芍薬
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
昔から美人を形容する花に例えられている芍薬は、梅雨の時期から初夏にかけて花屋に多く出回ります。
多湿は苦手なので、風通しの良い場所にたっぷり水を入れて飾ってあげると長持ちしますよ。
赤やピンクや白などどれも優しい色あいでとても趣があります。
大輪のものが多く、一輪いれるだけで花束やアレンジに存在感が出てぐっと引き立ちますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の内容をまとめると
[su_box title=”花屋がすすめる梅雨の時期に長持ちする花材7選” box_color=”#091db9″]
- アジサイ/紫陽花.
- カラー
- アガパンサス
- クレマチス
- デルフィニューム
- アルケミラモリス
- シャクヤク/芍薬
[/su_box]
です。
梅雨の時期はジメジメしているので花が長持ちしないと思われがちですが、とんでもありません。
逆に梅雨の時期は適度な湿度があって花が喜ぶこともあります。
水揚げをしっかりして、空気が流れる場所に飾ってあげましょう。
梅雨の時期は春からの流れで花の種類もたくさんあります。
ぜひ花屋さんでいろいろ選んでみてくださいね。
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