店長 内山です。
今日はランチに513ベーカリーのパンをお腹いっぱいいただきました。
美味でした。満腹。
あれ?
513ベーカリーって全国展開でしたっけ???(三重県だけ??)
とにかく美味しかったです。
ご存じない方はすいません・・・。
さてと、気を取り直して。
今日はプロポーズの花について、それも花屋から見た視点で書いてみようと思います。
日々店舗で仕事していると、何か月に一回!?ぐらいの割合でプロポーズの花束をご注文していただく事もあります。
別に他の注文と差をつけるとかではないですが、やっぱりプロポーズ用の花束は何か特別気合が入ってしまうのです。
もちろん、私だけでなく当店のスタッフ全員がです。
「上手くいけ!、絶対上手くいけ!、この花束で少しでも気持ちが伝わってくれ!」
と、全力で応援!みたいな感じです(笑)
いや本当ですよ。マジで。
さて、すでに感動のプロポーズ経験済みの(なんだそりゃ!?)皆さんも、
今だから分かる分かるって事ありますよね。
「あ~そうだったな。贈る時はどんな花にするかめちゃめちゃ悩んだわ~」とか、「プロポーズの時にあんな花を贈るなんて!」などなど、いろんなケース、いろんなシチュエーションがあったと思います。
今回はあくまでは「花屋目線」で行きますのでよろしくお願いします。
そして!
今から大好きな彼女にプロポーズをするのに「花を贈ろう」としているそこのあなた!!
そう、そこの「あなた」です。
分かります。
めっちゃドキドキしてますよね。
僕もそうでしたから。
でも安心して下さい。
これから紹介する点に気をつけていれば、彼女もきっと素敵な笑顔で受け取ってくれるはず!!
間違った花は贈っちゃダメですよ。
では検討を祈ります・・・。
1. スーパーの花はちょっと・・・。
別にスーパーの組花が悪いと言っているわけではありませんよ。誤解しないで下さいね。
よ~~~~~~~~~~~~く考えてみて下さい。
その時に渡す花束というのは、「プロポーズ」という記念日の想いがたくさんたくさん詰まった花束のはずですよね!?
それはプレゼントされる「彼女」にしても同じことで、その花束を受け取る瞬間たくさんの想いが頭をよぎると思うんですよね。
一緒にいて楽しかった事や良かった事の思い出とかです。
「この幸せな瞬間を思い切り味わいたい!」っていう期待もあるかもしれません。
で、
その良い思い出と大好きな彼氏の顔を見つめて期待していた所に、安っぽい花とセロファンに包まれたあまり見栄えしない「残念な花束」が渡される・・・・。
「あなた」ならどう思いますか?
- この人・・・女の子にとってのプロポーズの意味わかってるのかな?
- えっ??? もしかして彼が私を大切に想う気持ちってこんなものだったの?
- こいつ・・・・・・センス・・ねえな。
とか、つい思ってしまいませんか!?
どんなに好きな彼でもマイナスイメージにしかなりませんよね。
思うんですが、他の記念日もそうですが、特にプロポーズの時の花束って「彼女の思う自分自身 = プロポーズの花束」みたいな部分があると思うんです。
間違ってたらごめんなさい。
だから逆に考えると、プロポーズに渡す花束のチョイスって、実は「彼氏に彼女がどう映って見えているのか」、「彼氏が彼女をどう見ているのか」という事が一発で分かる良い機会じゃないかと思えるんです。
彼氏から見て、普段から可愛らしい女性に見えるのなら、可愛いバラやヒマワリ、ガーベラにカーネーションとか可愛い雰囲気の花束を贈るだろうし、綺麗で華やかな彼女に対してなら、ユリや華やかな大輪のバラ、ランが入った華やかな花束を贈るのではないでしょうか?
あくまで僕個人の男目線な考え方ですが。
もしそうであれば、スーパーの花束を贈るなんて事はせず、どこかのちゃんとした花屋さんに「プロポーズに渡す花束を作って欲しい」と前もって「予約注文」した方が絶対良いです。(これとても大事です!)
間違いないです!
予約する際には、(これから書いて行きますが)彼女のイメージや好きな花、渡す場所(これも大事!)などをしっかり店員さんに伝えましょう。
そして。プロポーズにはプロポーズにあった「格」の花を贈りましょう!
ちなみに、普段から自分のお気に入りの「花屋さん」を探しておくと、いざと言う時いろいろ相談出来て便利ですよ。
大きい花束はどう? シチュエーションに合わせた花束を!
やっぱり花束は大きい方が見栄えがします。豪華です。
特に「プロポーズ」という特別なシチュエーションの花なら、そりゃ記憶に残るインパクトの大きな花束の方が良いと思います。
ですが、
「大きい」は良いでしょうが「大き過ぎる」はいかがなものでしょうか?
花束の大きさも「適当な大きさ」が一番です。
ぜひその辺りの考慮は必要かと思います。
「いつ」渡すの?
プロポーズの花束について、花屋さんに頼んだから「花束の準備」の心配はもう無くなりましたね。
ですがもうちょっと考えてみて下さい。
その花束をどういうシチュエーションで渡すつもりなのか。
「いつ」「どこで」「どうやって」プロポーズをして、そして花束を(指輪もですね)渡すつもりなのかを。
例えば、彼女と朝からデートをしてランチして映画見てショッピング。
それからカフェでお茶してちょっと街をぶらぶらして、さあいよいよメインイベント。
洒落なレストランでフレンチ食べてその後プロポーズ・・・・。
花束を「いつ」「どこで」「どうやって」渡すのに「どうすればいいか?」をちゃーんと考えておかないといけません。
まさか大きな花束を持ち歩きながらのデートはないでしょうし、何よりの「サプライズ感」が消えてしまいますしね。
なので、
レストランで渡すなら、渡す時間の1~2時間前までに会場(この場合はレストラン)まで花屋さんにちゃんと届けておいてもらいましょう。
レストランやホテルなら、そこに行く時間までに花束を届けておいてもらえればオッケーでしょう。
「どこで」渡すの?
プロポーズにはロマンチックな演出はもちろん大切です。
これが夜景の綺麗な海辺や、きれいな丘の公園のあの場所で渡したい!となると、雰囲気やロケーションはバッチリ!
ですが、「さて花束はいったいどうしよう?」
ってなりますよね。
花屋に海辺や公園に届けてもらう。
待ち合わせなどしっかり決めておかないと花屋に断られる恐れもあります。
(特に夜の海辺や広い公園内などの配達)
車の中(トランクなど)に渡す時間まで置きっぱ。
花の鮮度や水持ちの事を考えるとあまりお勧め出来ません。花に元気がなくなっている可能性あり。
車が無い時
日中大きな花束を持ち歩きますか?
渡す場所や届け先など、一度花屋さんに相談してみましょう!
渡した後の事は?
例えば「お泊り」ならどうでしょう?
例えば宿泊当日にプロポーズしてそのまま「お泊り」、ホテルなり旅館なり宿泊施設に泊まりますよね。
翌日もそのまま楽しいラブラブ旅行の続きです。
渡した(受け取ってもらった)花束はどうしますか?
- 持ち歩きますか?
- 車に入れっぱ?
- ホテルに寄贈(笑)?
せっかくの思い出の花束が、どうすれば2人の楽しい旅行の「お荷物」にならないか、ちょっと考えてみて下さいね。
「どの様に」? 指輪も一緒に渡しますよね?
プロポーズの花束について書いていますが、それよりも大切なものを渡さなければいけませんよね?
そう、もちろん「指輪」です。これがメインですから。
で、
その指輪を渡すのが、花束の先か後か(普通は先でしょうか?)によりますが、花束を渡した後に指輪を出してプロポーズ、良い返事をもらっていざ彼女の指に指輪をはめる。
いざその段階で、彼女が大きな花束をあわただしく持ち直したり、逆さにもったり、床に置いたり、テーブルの上に置くのにテーブルの上をバタバタ片づけたり、ついでに服を汚したり食器を落としてしまったり・・・。
これではあまり「良い思い出」になりませんよね?
小さ過ぎず見栄えもある大きさで、あまり枝ものとか飛び出している花材がなく、その後持ち帰ることを考えると「持ち易い大きさ」と言うのも花束選びの
一つの選択肢になるのではないでしょうか?
受け取った彼女が周りからどう見られる?
これはもうタイトルそのままです。
「彼女」 = 「花束」のイメージですか?
プロポーズに限らず、誕生日や記念日のイベントで花束を渡す場合、人目のある場所でプレゼントすることも多くあると思います。
そして花束を受け取る彼女。
当然、みんなの視線が「花束を持った彼女」に集まります。
その時、あまりにも彼女のイメージとかけ離れた花が入っていたり、そのイベントや演出に相応しくない色合いだったりすると、せっかくの「感動の演出感」がちょっと盛り下がってしまう気がします。
明るく朗らかな彼女に、ストレチアやヘルコニア、アマランサスにギガンチュームなんて、ちょっとイメージ違わなくないですか。
清楚で上品なイメージなイメージの彼女に、マトリカリアやマーガレット、コスモスにカスミソウの野の花メインの花束なんて、これまた彼女と花束のイメージはちょっと合いにくい。(花の種類は調べてみて下さいね)
更に、
花とラッピングの組み合わせも大切です。
(例1)
せっかくヒマワリやガーベラ、バラで可愛い感じに組んであるのに、ラッピングとリボンが「真っブルー」。
用途によってはありでしょうが、一般的にみんなの前で「彼女が主役」になるべき場所です。
彼女より目立つ花束はいかがなものでしょう?
だって反対色に近い色の組み合わせですよ。
(例2)
淡い色の洋服を好む彼女に贈るのに、花もラッピングもリボンも真っ赤な花束なんてどうですか?
これも見せ方によってはありかもしれませんが、基本的には彼女のイメージとはちょっと違いますね。
みんなの視線がちらちらと、彼女と花を行ったりきたり、みたいな落ち着かない空気になっても困ります。
花屋さんに花を注文する時には、しっかりと彼女の「イメージ」や「イメージの色」、「好きな色」や「好きな花」、それにちゃんと「用途」を伝えて注文しましょう!
その花 元気なの?
花束を渡す段取りが室内で、その1~2時間前ぐらいに花屋さんが届けてくれる場合はまったく問題ありません。
しかし、どうしても前日の予定や出発時間やデートコースの予定の都合上、それこそ朝から炎天下に車の中に置きっぱなしで一日中遊んだあげくに夕方渡す。
そんな状況もあるでしょう。
当店でも、どうしても朝から車で持って出て、夜に公園で渡すから作って欲しい、とご注文を頂いた事がありました。(プロポーズ用の花束)
こういうリスクがありますよと詳しくご説明して、それでもどうしてもという事で花束をお作りした事もありました。
季節は忘れてしまいましたが、しっかりした花首と茎をしている花を選び、保水用のコットンもかなり厚めに当てて保水しました。
さらに、段ボールに入れて断熱してお持ちいただいきました。
その後は特に連絡なかったので、無事に上手く行ってくれたと信じています・・・・。
花屋としては、やっぱり渡す時に元気のあるシャッキとした花束であって欲しいのです。
それぐらいどの花屋も「保水」に気を使っています。
水落ちしている花に彼女が気づいたら・・・・・、きっと喜びも半減してしまうかもしれません。
なので、
「花屋目線」で言わせてもらうと、せっかくのプロポーズの花束なら、一番綺麗な状態で彼女の手に渡せる状態が一番の理想なのです。
出来れば、花に無理がかからならい渡し方を考えていただくのが理想ですが、どうしても都合上難しい場合は、ぜひ一度、花屋さんに相談してみて下さい。
これならなんとか行けるかな、と言うご提案が出来るかもしれませんよ。
やっぱり花言葉には気をつけよう!
お客様から花言葉に合わせた花で花束を作って欲しい、というご注文もよくあります。
ところが代表的は花はともかく、「その他」の花になりますと本によっても意味が違ってくるので当店ではあまりお勧めはしていません。
良い意味と良くない意味が混在している花もあるので、気を付けて選びましょう。
ここでは一般的な「良い花言葉」「良くない花言葉」を紹介してみます。
ご参考になれば。
「良い花言葉」
バラ
- (赤) ー 「愛しています」「情熱」「愛情」
- (青) - 「奇跡」「不可能」「神秘的」
- (白) - 「純潔」「尊敬」「純粋」
- (ピンク) - 「上品」「感謝」「幸福」「しとやか」
ガーベラ
- (ピンク) - 「感謝」「思いやり」
- (赤) - 「神秘」「情熱」「愛情」
ヒマワリ - 「私はあなただけを見つめる」「崇拝」
ユリ
- (白) - 「純潔」「威厳」「純潔」「純粋」
- (黄) - 「陽気」
ユリ(カサブランカ) - 「高貴)
チューリップ(赤) - 「愛の告白」
(ピンク) - 「誠実な愛」
カーネーション
- (赤) - 「深い愛」
- (ピンク) - 「女性の愛」「熱愛」「美しいしぐさ」
- (白) - 「純粋な愛」
- (紫) - 「誇り」「気品」
「良くない花言葉」
バラ(黄) - 「嫉妬」「愛情の薄らぎ」
ユリ
- (ピンク) - 「虚栄心」
- (黄) - 「偽り」 ※「陽気」もあり
チューリップ
- (黄) - 「望みのない恋」 ※「名声」もあり
- (白) - 「失われた愛」
カーネーション(黄) - 「軽蔑」
などなど、いろいろありますね。
彼女の好きな花知っていますか?
最後になりましたが、これが一番大切ではないでしょうか。
大好きな彼女が「好きな花」。
プロポーズのいろいろなシチュエーションや雰囲気作りもとても大切ですが、彼女の好みの花を調べておくのもとても大事ですよ。
いざ彼女がその花束を手にした時に、「あっ、私の大好きなヒマワリが入ってる!」ってテンションが上がったら、渡したあなたも嬉しいですよね。
テンションが上がれば感動も大きくなり、「あなた」への想いもぐぐーんとアップ!
「私の好きな花を知ってくれてる」 → 「気が利いてセンスがいい」というこれも高評価につながるのではないでしょうか。
(男目線ですいません)
やっぱり大好きな彼女の喜ぶ顔、見たいですよね~。
まずはしっかり「彼女の好きな花」をリサーチしましょう!
5. まとめ
プロポーズで渡す花束は以下の事に気を付けましょう!
1.やっぱりちゃんとした花屋さんで作ってもらいましょう!
そろそろかな、と思い始めたらお近くの花屋でもネットショップの花屋でも、ぜひお気に入りの
花屋さんを見つけておきましょう!
スーパーの花はやめておきましょうね・・・・。(笑)
2.花束を渡すシチュエーションにも気を付けましょう。
- 花束を「いつ」「どこで」「どのように」渡すのか。
- 大きさはどれくらいにするのか?
- 何時くらいにどこに届けてもらうのか?
- 徒歩ならどうする?
- 泊りなら次の日どうする?
雰囲気作りも含めてしっかり考えておきましょう!
3.その「花束」、彼女のイメージに合ってますか?
やっぱり「彼女のイメージ」 = 「花束」であればよっぽどでなければ
間違いないと思います。
例外はあるでしょうが・・・・。
「あなた」が想っている「彼女のイメージ」に合わせて、かつワンランク上の
花束を用意してみるのもおすすめです。
「プロポーズの花」 = 彼女の思っている「自分自身」ぐらいに考えておきましょう。
4.花言葉はやっぱりチェックしておきましょう
花束にそっと花言葉のメッセージを入れておくなんてことも、さりげなくお洒落な
気遣いだと思います。
本によって良い意味良くない意味が違う事が多いです。
いくつかの本をチェックしましょう。
最後はやっぱいり彼女の好きな花はしっかり調べておきましょう。
彼女の好きな花を渡してプロポーズ。
最高の気遣いですね。
最後に、ぜひお気に入りの「花屋さんを」見つけて下さい。
「いざ」という時の為に。
「あなた」のプロポーズが上手く行くことを願っております。
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