こんにちは、内山です。
昨日、天気の良い日に早く眼が覚めたので、30分ほど家の周りを散歩しました。
のんびり歩いていると、気持ちの良い朝日が全身に降り注ぐのを感じて「あ~生きているって幸せだなぁ、南無~」って、しみじみと朝日を拝んでしまいました。
43歳ながら、すでにおじいちゃんの心境の今日このごろです。
さて、あなたは病院やご自宅にお見舞いの花ギフトを持って行かれたことはありますか?
お見舞いの花って御祝や誕生日のギフトフラワーと違っていろいろ気を遣うことって多いですよね。
特にお見舞いの花を贈る際のマナーとか、あまり知られていなのではないでしょうか。
僕も花屋をしているので少し分かるようになりましたが、花屋でなければ全く分からず、いざ、お見舞いの花を贈る時に失敗していたと思います。
ということで、せっかくお見舞いに「花」を選んでいただくあなたには失敗してほしくありません。
いや、失敗させません!
今回は、そんなお見舞い用の「これはやってはいけない」7つのマナーを紹介していきます。
1、病院に持込出来ない場合がある
もしお見舞いのお花を持って行くのがご自宅ではなく病院の場合は、ちょっと注意が必要です。
生花の持ち込みを禁止している病院も最近増えてきているからです。
理由は緑膿菌(りょくのうきん)と呼ばれる細菌が生花を通して病院内に持ち込まれるのを防ぐためです。
地球上の環境中に広く分布している代表的な常在菌の1つでもある。ヒトに対しても病原性を持つものの、仮に健常者に感染しても発病させることはほとんど無い。対して、免疫力の低下した者に感染すると、日和見感染症の1つとして数えられる緑膿菌感染症の原因となる。
(wikipedia参照)
要は健康な人には影響ないけど、体力や免疫力が下がっていると、他の病気に感染するリスクがあるよ、というわけ。
せっかくお花を持って行ったのに、飾ってもらえないなんて嫌ですよね。
花を持ちこむ前に、一度病院や花屋さんに確認してみると良いでしょう。
2.香りが強い花は注意!
普段は気にならない花の良い香りも、体調が悪い時は少しきつく感じるかもしれません。
特にユリやスイセン、フリージア、ストック、ヒヤシンスにラベンダーなどは香りが強いことがお良いので少し気をつけましょう。
フリージアについては「【花屋厳選!】2月おすすめのギフト・自宅用花材7選!」も詳しく書いてありますよ。
どうぞご覧ください。
特に病院ならば、個室にしても相部屋にしてもスペースがそれほど広くありませんよね。
その部屋全体に香りが広がることになりますので、相部屋の場合は、他の入院されている方が嫌がるかもしれません。
そうすると、その方との関係が悪くなったりする場合もあるので、香りの強い花はお見舞いにはできるだけ避けましょう。
3.鉢植えは「根(寝)」が付くからNG!
これは昔からよく言いますが、鉢植え(土に植わっているもの)は根が土に植わっていますが、これが「根(寝)つく」という意味になり、あまり縁起が良くないものだとされています。
もし、そういった縁起を大切にする人なら、「おれ(私)にずっと「寝(根)」ついて欲しいのか!?」って怒る方もいるかもしれませんね。
鉢植えよりは、「根」がついていないアレンジや花束、プリザーブドフラワーをおすすめします。
4.「白だけ」又は「赤だけ」な花は止めよう!
う~ん、これも縁起をかつぐものですが、「白だけ」は、お供えをイメージすることになり、「赤だけ」は「血」を連想させるのであまりお見舞いにはおすすめできません。
それよりも、女性ならピンクやオレンジ、男性なら元気が出る黄色を基調にアレンジを作ることが多いですね。
その中にワンポイントで「白」が入ったり「赤」が入ったりするのは、全体の雰囲気が明るくなるので入れたりしますが、それでも本当にワンポイントのさし色だけですね。
個人的には、実は「赤い花」が一番元気がでるんじゃないかなと思いますが・・・・。
5.花束よりはアレンジがおすすめ!
アレンジフラワーならそのまま置いて飾れますが、花束をお見舞いに持って行った場合は、相手の方にその花器を用意してもらわなければなりません。
体調の優れない相手にそんな無理をさせるのもいけませんし、そもそも花瓶が無かった場合は、花を飾ることが出来なくなります。
そんなお互い心がざわざわするぐらいなら、最初からアレンジフラワーを持って行った方が間違いありません。
6.花を飾る場所はあるか?
ご自宅なら問題ありませんが、特に病院の相部屋などの場合は、個人のスペースも広くありませんよね。
そんな場所に大きなお見舞い用のアレンジを持って行っても「邪魔」になるだけです。
飾れる場所に応じた大きさのものを考えて持っていきましょう。
7.縁起の悪い花はダメ!
お見舞いに縁起が良くない花もいくつかあります。
少しですが紹介しますね。
菊類
菊はどうしても「お葬式」や「墓花」をイメージさせる花になります。
よっぽど相手の方が好きだとしても、持って行かない方がいいでしょう。
菊のアレンジが飾ってある病室って、あなたどう思いますか?
ちょっと怖いですよね。
止めておきましょう。
ツバキ(椿)
椿をお見舞いに持って行くことはなかなかないと思いますが(花屋の店頭に並んでいることが少ない花材のため)、椿も縁起があまり良くありません。
理由は椿の花は、花首からポトリと落ちてしまうからです。
文章にするだけでも怖い表現になります。
少しでもそんな連想をさせたくありませんよね。
椿自体はとても趣のある花の一つですが、お見舞いには止めておきましょう。
シクラメン
冬の代表的な鉢花「シクラメン」。
鉢花という時点であまりお勧めできませんが、何よりその語呂や語感が縁起が良くないとされています。
シ(死)ク(苦)ラメンを連想してしまうので、昔からお見舞いには向かない花とされています。
止めておきましょうね。
アジサイ
アジサイは色が抜けてあせていくのが、だんだん弱っていくのをイメージさせる場合があると言われることがあります。
白のアジサイとかとても明るくて僕個人的にはとても好きなんですが・・・・・
はい、個人的な意見なので全く関係ありません。
そんなわけで、アジサイはあまり縁起が良くないとされています。
チューリップ
チューリップも縁起が悪い花なの!?とあなたも思いましたよね?
そうなんです。
チューリップは花が終わると、花弁が全て落ちてしまいます。
その様子が「最後に全部散ってしまう」と縁起の悪いイメージを連想させるということで、お見舞いには縁起の良くない花とされています。
季節感もあってすごく可愛い花なんでがね・・・・。
病院などのお見舞いの場合は、どうしても暖房がかかった部屋に飾ることになるので、チューリップは早く傷んでしまいます。
花屋としてはそういった理由からあまりお勧めしていません。
まとめ
今回の内容をまとめると
[su_box title=”お見舞いの花であなたを失敗させない7つのマナー!” box_color=”#091db9″]
- 病院に持込出来ない場合がある
- 香りが強い花は注意!
- 鉢植えは「根(寝)」が付くからNG!
- 「白だけ」又は「赤だけ」な花は止めよう!
- 花束よりはアレンジがおすすめ!
- 花を飾る場所はあるか?
- 縁起の悪い花はダメ!
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です。
これだけ気をつけておけば、間違って変な花を贈ることはありません。
逆にこの7つのマナーを抑えておけば、お見舞い用の花で迷うことはなくなりますよ。
少しでもあなたの力になれたら嬉しいです。
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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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