花youの店長・内山が「失敗しないフラワーギフトの選び方!」を紹介します!

フラワーショップ直伝!お花が元気になる7つの 水揚げ方法!!

2020/06/27
 
バラ
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フラワーギフト専門店「花you」の店長が「失敗しないフラワーギフトの選び方」を紹介するブログです。 この用途にこんな花は合ってるの?失礼じゃない?と不安なあなた!大丈夫です。 30年以上の実績を誇る専門店の店長・内山が、そんなあなたの悩みを解決します。

いずこプロフィール05

 

ごきげんよう、いずこです。

 

毎週月・水・金曜日は切り花の入荷日です。

 

市場や花屋では、切り花の入荷日を「表日(オモテビ)」と呼んでおります。

因みにその他の曜日は「裏日(ウラビ)」と言います~。

 

表日の花屋は・・・午前中は次々と市場から届く新鮮なお花たちの水揚げ作業に大忙し‼

お花の入った箱を次々開け、それぞれのお花に合わせた水揚げをします~。

 

お花って、どんなに鮮度が良くても手早く正確な水揚げ処理を行わないと・・・途端に元気がなくなっちゃうのです~。

逆に、鮮度の良いお花をしっかり水揚げすると・・・すご~く長く楽しめるのです!

 

手早く正確な水揚げ・・・といっても、要はお花にしっかり水を吸わせてあげることが目的!

ですので、このお花はこの方法じゃなきゃ!と難しく考える必要はありませんよ!

 

皆さんもご存じかと思いますが、水揚げ方法って・・・ホントいろいろあります~。

「このお花はどんな水揚げ方法がいいの?」というご質問をいただくことも・・・。

 

ということで、今回は花屋が日々駆使する水揚げ方法イロイロをご紹介しますね‼

 

まずはこの方法!・・しっくりこない時はこっちの方法で・・・と楽しみながら水揚げしてみてくださいね~。

 

水揚げの前に

トルコキキョウピンク

 

水揚げの前に・・・お花がイキイキ長持ちするための基本をおさらいしましょうね!

 

水分・清潔・下準備・・・この3つです!

 

この3つがおろそかだとせっかくお花の状態に合った水揚げをしても、よい結果が得られないのです~。

 

「それって難しいの?」・・・いえいえ、そんなコトないですよ!

ちょっとしたコトを気をつけるだけです!

すると・・・水揚げの成功率がアップしたり、お花が長持ちしたりするのです~。

 

詳しくはこちらをご覧くださいね!

 

 

《その①》水切り&水折り

水

 

水揚げと言えば、まずこのふたつ!

大半のお花に有効です。

 

水の中で茎を斜めに切る「水切り」!

同じく水の中で茎をポキッと折る「水折り」!

 

水中で「切る」「折る」・・・。

大体このふたつの方法で何とかなりますよ!

簡単なのですが・・・ちょっとしたコツが実は・・アルノデス。

 

水切りと水折りのコツについて、詳しくはコチラをご覧あれ!

 

《その②》湯揚げ

湯気

 

水切りしてみて、アレレ何だか元気がないぞ(~_~;)

そんな時は・・・「湯揚げ」してみましょう!

草花系のお花に特にオススメ!

 

茎の切り口を新しくしたら、切り口の先端(1cm位)を熱湯に20~40秒ほど浸けた後、すぐに水に浸けます。

お湯に浸けることで切り口が消毒でき、維管束内に入った空気や樹液が抜けるのです~。

さらに!・・茎の中の邪魔者が抜けたトコロで、水に入れるので一気に吸水するという訳です。

 

熱湯を使うので、花や葉に湯気が当たらないよう新聞紙などに包んで守ってから湯揚げしましょうね。

 

そうそう・・・お湯に浸かった部分の茎は変色しちゃいます。

水がしっかり上がったら変色した部分は切り落としましょうね。

 

《その③》焼き揚げ

炎

 

水切り(水折り)や湯揚げでも何だかしっくりこない時は・・・「焼き揚げ」を!

 

焼くって・・・物騒になってきましたが、大丈夫ですよ!

 

湯揚げと同じく、お花を新聞紙などで包んで茎の切り口を切り戻し(切り口を新しく)します。

そして・・・ガスコンロなどで切り口から1cm位を炭状になるまで焼きます。

その後、すぐに水に浸けてしっかり水が上がったら炭状になった部分を切り落としてくださいね。

 

焼き揚げって、なんだか理科の実験みたいじゃないですか?

ワタクシ・・大好きな作業なのです~。

 

「炭状」になるまで焼く!というところがポイントです~。

 

焼き揚げの効果は湯揚げと同じです。

が、炭状に焼くことで維管束内の空気や樹液を抜く効果が非常に高くなるのです!

ですので、切り口から白い樹液が出て導管を塞ぎやすいお花(ブルースターやポインセチア、ユーフォルビアなど)には効果てきめんです~。

 

あと、あじさいやライラックなど茎の真ん中に綿状の繊維が詰まっているお花にもオススメ!

ナイフなどでできるだけ断面が長~くなる様に斜めに切って切り口を広げます。

次に綿状の繊維をナイフの先などでキレイにかき出してから「焼き揚げ」してくださいね。

 

最後に・・・火を扱うので、ヤケドや火事には本当にご注意くださいませ!

 

《その④》叩く&割る(裂く)

ハンマー

 

さらに・・・物騒になってきましたね(-_-;)

切り口周辺を「叩く」または「割る(裂く)」ことで吸水面積を増やす(広げる)方法です~。

 

叩く

まず、「叩く」です!

枝ものや茎の硬いお花などは木づちや金づちなどで切り口を叩いて割れ目を入れて、吸水面積を広げます。

 

でもでも・・・この加減が結構難しいのです。

 

周りだけ割れていても水を吸い上げないし、叩き潰してしまうと導管もつぶれて水を吸い上げないし・・・。

慣れるまでは茎の断面を何度かチェックしながら叩いて、力加減しましょうね!

 

割る(裂く)

お次は・・・「割る(裂く)」です!

 

ハサミ(枝もの用を使ってくださいね)で切り口に十文字の切り込みを入れる方法ですよ。

あまり硬くない枝なら叩くよりは、まずこの方法がオススメ!

 

太めの枝なら切り込みを入れてから手でグイっと裂いてあげるとさらに吸水面積が広がります~。

 

「硬くてハサミでは切れそうにないわ~」・・そんな時はまず、樹皮をナイフで剥いで見てください。

すると・・、切り込みを入れやすくなりますよ!

 

樹皮を剥くには細すぎる枝や樹皮を剥いたけどやっぱり硬くて切れない時は、叩く方法をお試しくださいね。

 

《その⑤》薬品などを使う

薬瓶

 

この方法は・・・ほぼ裏技です~。

 

切り口に薬品をつける」方法で、殺菌や刺激を与えて維管束内の空気などを出す効果があります。

 

アルコールやミョウバン、酢、ハッカ油などなど・・・。

花や用途によって使い分けます。

 

なんだか、難しくなってきましたね。

でも、心配ご無用です~。

 

新鮮なお花のほとんどにここまでする必要はありませんよ!

おそらく他の方法でしっかり水が上がるはずなのです~。

 

ご安心くださいませ!

 

《その⑥》逆さ水

モンス

 

ここからは水切りの前後に・・・など合わせ技としてお試しくださいね!

 

「逆さ水」とは・・・お花を逆さにして葉の裏に水をかける方法です。

葉ものや枝ものにおすすめ!

 

植物には、呼吸や蒸散(水分を水蒸気にして外に放出すること)をするために、葉に小さな穴があります。

この小さな穴のことを気孔と呼びます~。

気孔は主に葉の裏側に集中しているので、逆さ水は葉の裏からの蒸散を防いで、水揚げを促進するのです~。

 

方法はカンタン!

手順①

葉ものや枝ものを逆さに持って、葉の裏に水をかけます!

スプレーを使ってもOK!ですし、ホースなどで豪快にジャブジャブかけてもOK!

スペースの都合で「豪快なコトはできないわ~」・・・そんな時は「たっぷり水をはったバケツなどにジャブジャブつける」という方法も・・・!

 

手順②

しっかり葉に水をかけたら、切り戻して(切り口を新しくして)茎を水に浸けます!

 

これでOK!

 

手順①と手順②の間で植物を新聞紙で包んでさらに水をかけて葉裏から水を浸透させるとさらに効果的!

蒸れの原因になるので、水揚げできたら早めに新聞紙ははずしてくださいね。

 

逆さ水は、菊を早く水揚げしたい時にもおすすめです!
水折りなどのあとで逆さ水して、たっぷりの水に入れてください。

逆さ水する時に花に水がかからないよう気をつけてくださいね。

 

 

《その⑦》深水

ガラス

 

コチラも合わせ技として・・・「深水」をお試しあれ!

 

花を新聞紙などできっちりときつめに包みます。

この時、茎を引っ張って花首や茎を真っすぐにするのがポイント!

水切りしたら、花丈の半分くらい~花首の手前くらいの深さの水に浸けます。

 

早いと40分~1時間くらい、一晩浸けておくとしっかり水が上がります!

水圧を利用するので早く吸水をさせたい時にも効果的!

 

どの花にも使える方法ですが、水揚げの悪い草花系の花に特にオススメです!

 

まとめ

フラワーレッスン雰囲気

 

今回は『花屋が日々駆使する水揚げ方法イロイロ』を7つご紹介しました!

 

ちょっとしたことでお花が長持ちしたり、イキイキしたり・・・本当に水揚げって奥が深いですね~。

お花を生けるだけでも楽しいですが、水揚げ作業も実は楽しいのです~。

 

お花に触れて気分リフレッシュ!しましょう。

 

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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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